そこで良い機会なので石油給湯機を過去の価格と比較してみたい。

20年前の長府の給湯機です。※当時は税別表示。
追焚式・給排気セット付属で音声なしリモコンセット仕様で¥28,8000円の税別定価。
当時5%の税率なので税込み定価で302,400円。

※国が奨励する消費税をわかりずらくする総額(税込)表示が一般的になってきた。
そして現在の同型性能タイプ、カンタンリモコンセットで税込み368,060円の定価・・・と思ったら、いつの間にか給排気筒が別売りだった。

結局15,400円プラスで合計383,460円
20年前との差額が81,060円になる。約27%程度の値上げ率になっている。
直圧給湯機は銅の塊みたいなものなので相場の影響ももろに浴びてしまうようだ。
こんなご時世なので、当方でもできるだけ本体の値引きをして販売しているが、取付に伴う
各種部材の値上げも止まらず利益幅は当時よりも縮小している。
最近ホームセンターで機器+標準工事費+廃棄料+消費税で「これでも安売?」という値札が
見受けられるようになってきた。※標準工事費と言うのが実は曲者なのだが。
まあホームセンターとて利益を上げるのに大変な時代に確実になってきていると感じる。